菊は古くより日本で育てられている花で、
今ではいろんな菊が出回っています。
仏様に手向ける様な菊から、
結婚式に使われている様な菊まで様々。
今回は菊の種類について
ご紹介したいと思います。
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菊の種類と品種の名前!花言葉は?
菊は、イエギクというキク属の総称で、
品格の象徴であり日本では皇室の紋にもなってます。
原産は中国で歴史も古く、約2,000年以上も前から
食用や薬用といった目的で栽培されてきました。
日本では平安時代以降に観賞用で育てられていて、
本来、上流階級の方々の間で楽しまれているものでした。
江戸時代は品種改良も盛んになり、
古典菊や大きさによって違いのある
・大菊
・中菊
・小菊
と別けられます。
古典菊の品種には
・江戸菊
・嵯峨菊
・美濃菊
・肥後菊
など地域で作られたものがあります。
その花の型は異なり、それぞれ美しく
鑑賞にとてもよいものが揃います。
なお、菊の花言葉は
高貴・高潔・高尚
色によっても違いがあり、
赤・・・あなたを愛しています
白・・・真実
黄・・・破れた恋
といった花言葉を持っています。
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丸いものやスプレー菊の種類は?春に咲く菊もある!?
ポピュラーな花となったスプレー菊
3~6センチ程の菊ですがスプレーマムや
草丈が短めのクッションマムなどがあります。
菊には和菊と洋菊とあり、スプレー菊は洋菊です。
丸い型が可愛く近年では結婚式に使われている
ピンポンマムもスプレー菊の仲間です。
菊は基本的に秋に咲く花で、
主に夏~秋が多く出回ります。
では、春に咲く菊はないのか?
・・・と言えばそうでもなく、
野草で見られたり、料理に出る品種もあります。
代表的なものには春菊
鍋物に入れて食べるとおいしい春菊は、
その名の通り春に花を咲かせます。
他に道や公園に咲いていたりするエリゲロン
ハーブとして利用されているカモミールも
同様に菊の花の種類です。
菊の育て方!水やりの頻度はどのくらい?
菊の育て方は、その種類によっても若干異なります。
一般的な育て方として、
菊は日光の当る場所で育てる事がポイントで、
1日9~15時間、日の当たるところで育てます。
苗を購入し地植えや鉢植えにすることが出来、
6月~7月中旬に水はけのよい環境で植え付けます。
水やりは土の表面が完全に乾いた状態で与え、
あげすぎると根が腐ってしまいます。
冬場などは週に1度程度、
乾燥していない限り地植えは水やりの必要がありません。